オールライフマガジンALL LIFE MAGAZINE

「介護現場のストレスケア」その1(ストレスケアの大切さ)

2010年04月01日

ストレスケアの大切さ

 介護現場での心身のストレスの大きさ・多さは各方面の調査で報告がなされています。 ところが現実には、組織的にストレス対策を行っているケースは決して多いとは言えません。 「転倒転落等事故予防対策」「認知症のご利用者への対応法習得」「安全な介助法の習得」など 事業所としてやることが多すぎて、これまでは個人の課題として片付けられてきた感も否めません。 あるいは「ケアのプロなのだから自分のことは自分で」というプロ意識が、かえってストレスを 溜める要素にもなっていると思われます。

 実は、ストレスケアに事業所として取り組むことは、「個人のストレスを減ずる」ことにとどまらず、「過労や不注意による事故を未然に防ぐ(介護ミスによる事故を見ると、複合的な事故原因の中に介護者のストレスが入っていることは決して少なくありません)」「お客様の満足度を向上させる/クレームを未然に防ぐ」「結果として離職率を下げて経済効果を生み出す(募集・教育コストを下げる)」など事業所の本来の経営目的達成にまでつながることなのです。

このコーナーではストレスケアについて、初歩から実践まで具体事例を用いながら、易しく解説していきたいと思います。今後にご期待ください。

(監修:アイエムエフ研究所)

以上