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介護サービス利用者に対する医療提供のあり方について

2011年09月15日

9月5日に社会保障審議会介護給付費分科会が開催され、介護サービス利用者に対する医療提供のあり方について議論された。
要旨は以下の通りである。(原文のまま)

○高齢化の進展に伴い、医療を必要とする要介護高齢者が増加傾向にある。
○また、
・比較的軽度であるにも関わらず救急搬送される高齢者が多いこと
・主たる死亡場所が病院であること
 などが指摘されている。
○このために、介護サービス利用者に対する医療提供について
1.各サービスごとの医療提供のあり方について
2.看取り対応の強化について
 などの検討が必要ではないか。

提供されたデータ・資料の中から興味深いものをピックアップして紹介する。

◆死亡場所の変化

 

病院

自宅

その他

平成22年

78.4%

12.6%

9%

昭和26年

9.1%

82.5%

8.4%

 *昭和52年前後に病院と自宅の割合が半々となる。

◆他国との比較

 

病院

自宅

ナーシングホーム

その他

スウェーデン

42%

20%

31%

7%

オランダ

35.3%

31%

32.5%

1.1%

フランス

58.1%

24.2%

10.8%

6.9%

◆救急搬送人員の推移(平成21年中/対平成11年)

 

重 症

中等症

軽 症

高齢者

37.9万人
+6.2万人
+20%

108.4万人
+43.6万人
+67%

84.2万人
+42.0万人
+100%

成 人

14.1万人
-3.9万人
-22%

58.4万人
-2.8万人
-5%

118.7万人
+4.5万人
+4%

小 児

1.3万人
-0.6万人
-32%

10.2万人
+0.9万人
+10%

34.6万人
+2.4万人
+8%

*高齢化の影響で高齢者の増加率が高い。軽症・中等症での搬送が急増していることが窺える。
◆看取りに係る介護報酬上の評価
・平成12年より、訪問看護において「ターミナルケア加算」が算定可能
・平成18年より、特別養護老人ホームにおいて「看取り介護加算」を創設
・平成21年より、老人保健施設において「ターミナルケア加算」、グループホームにおいて
「看取り介護加算」を創設
*施設の看取りに係る加算は、一定の要件を満たす入所者について、看護師の確保や看取り指針
の策定等の要件を満たす事業所において算定できる。

(参考資料:厚生労働省)