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認知症高齢者数について

2012年09月15日

 厚生労働省から8月29日、平成22年(2010年)の「認知症高齢者の日常生活自立度Ⅱ」以上の認知症高齢者数が公表された。当該年では280万人、平成24年の推計値は305万人としている。 高齢化率が最も高くなるとされている2025年には470万人にも達すると推計している。(なお、数字には要介護認定を受けていない認知症高齢者は含まれていない。) 
以下に調査の概要を紹介する。

*日常生活自立度Ⅱとは、日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意すれば自立できる状態を言う。
(後掲「認知症高齢者の日常生活自立度」を参照) 


◆調査年と将来推計

2010数値と将来推計

2010年

2015年

2020年

2025年

日常生活自立度Ⅱ以上

280万人

345万人

410万人

470万人

 

65歳以上人口に占める割合

9.5%

10.2%

11.3%

12.8%


◆認知症高齢者の居場所別内訳(平成22年9月末現在)             (万人)

 

居宅

特定
施設

グループ
ホーム

特養

老健

医療
機関

合計

日常生活自立度Ⅱ以上

140

10

14

41

36

38

280

*端数処理の関係で合計は一致しない。
*介護療養型医療施設は老健の数字を含んでいる。


<参考>「認知症高齢者の日常生活自立度」 

ランク

判定基準

何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。

日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。

Ⅱa

家庭外で上記Ⅱの状態が見られる。

Ⅱb

家庭内でも上記Ⅱの状態が見られる。

日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。

Ⅲa

日中を中心として上記Ⅲの状態が見られる。

Ⅲb

夜間を中心として上記Ⅲの状態が見られる。

日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする。

著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする。

 (参考資料:厚生労働省)