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第25回介護福祉士国家試験で 外国人受験者への配慮を充実

2013年02月14日

 厚生労働省では1月27日、第25回介護福祉士国家試験(筆記試験)を実施した。試験の実施にあたっては、経済連携協定(EPA)に基づく外国人の介護福祉士候補者に配慮し、全ての漢字に振り仮名を付けたり、設問の日本語をより分かりやすく見直したほか、試験時間を一般受験者の1.5倍とするなどの改善を図ったことを公表した。
 厚生労働省では、2国間の経済連携強化や友好というEPAの趣旨から、日本語を母国語としない候補者が日本語のハンディキャップを補い、一人でも多く試験に合格できるよう、検討会で改善策を検討していた。今回の対応は、昨年6月にまとまった報告に基づくもので、疾病名への英語併記や、英語を原語とするカタカナ語の英語併記など、全120問中、240カ所について見直しが行なわれた。
主な改善内容は、以下の通り。(以下公表資料をそのまま引用)

<今年度・第25回試験で実施した改善策>
1.全ての漢字に振り仮名を付けた問題用紙を配布
  一般受験者用の問題用紙も配布し、選択できるよう配慮

2.わかりやすい日本語への改善
・設問の指示形式を全て肯定表現に統一
(「適切でないものはどれか」などの否定表現は用いない)
・難しい漢字への配慮
(常用漢字でない漢字が含まれる熟語には、熟語単位で振り仮名を付記等)
・英語を原語とする一部のカタカナ語に、英語を併記
・年号は西暦と元号を併記
・化学物質名に元素記号を併記
・専門用語でも、通称で現場に定着しているものは、その通称を併記
 その他、文章を短く区切る、できるだけ一般的な表現に見直すなどの改善を実施。

3.試験時間を一般受験者の1.5倍に延長(一般受験者210分、EPA候補者315分)

★以下は具体的事例(公表資料から抜粋)
○常用漢字でない漢字と、常用漢字であっても個々に必要と判断される漢字について、
  熟語単位で振り仮名を付記
  例)排泄 はいせつ  高齢者 こうれいしゃ  虐待 ぎゃくたい  麻痺 まひ
    徘徊 はいかい 等
○英語を原語とする一部のカタカナ語に英語を併記
  例)グリーフケア(grief care) アセスメント(assessment) ノロウイルス       (Norovirus) モニタリング(monitoring) 等
○年号は西暦と元号を併記   
  例)2006 年(平成18 年) 等

○化学物質名に元素記号を併記
  例)カルシウム(Ca)
○専門用語でも、通称で現場に定着しているものは、その通称を併記
  例)訪問介護員(ホームヘルパー) 通所介護(デイサービス)
  介護支援専門員(ケアマネジャー) 等

(参考資料:厚生労働省)