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高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方について

2014年11月09日

 10月29日、厚生労働省は「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会」の報告書の骨子について公表した。課題としては「個性の重視」「生活機能全般の向上」「居宅サービスの効果的・効率的連携」「高齢者の意欲を引き出す仕組み」としており、今後の在り方『提案』についての論点・ポイントを整理・抜粋して以下に紹介する。

1.質の高いリハビリテーション実現のためのマネジメントの徹底(生活期リハビリテーションマネジメントの再構築)
(1)利用者主体の日常生活に着目した目標設定
○ 利用者の意向に基づく適切な目標の設定
○ 以前の不自由のない生活機能と現在の低下した生活機能との差を受け止め、自分の持つ能力の限界と可能性を理解(受 容)するために、医師による通所・訪問リハビリテーション計画の説明と同意を徹底
(2)多職種協働を実現するための具体的な仕組みの導入
○ 日常生活に着目した具体的なアセスメント結果や支援方針など目標や期間等を定めた計画の共有
○ 介護支援専門員や訪問介護などの他の居宅サービス提供者が参加する「リハビリテーションカンファレンス」機能を強化し、アセスメント結果などの情報を共有するとともに、協働に向けた支援方針や計画の検討の場として活用
(3)プロセスマネジメントの導入
○ リハビリテーション提供の行程管理を徹底するためのプロセス票を導入し、プロセスの明確化と共有を図る

2.リハビリテーション機能の特性を生かしたプログラムの充実(生活機能に焦点を当てたアプローチの強化)
(1)自己訓練と個別短期集中リハビリテーション(仮称)の一体的提供(再編)
○ 個別リハビリテーションは退院(所)間もない者に対する個別短期集中的リハビリテーションとして機能を統合する
(2)認知症短期集中リハビリテーションの見直し
○ 認知症高齢者に対するリハビリテーションでは、認知症の特徴に合わせたリハビリテーションとして機能を見直す。
(3)生活行為向上リハビリテーション(仮称)の提案
○ 生活機能の向上に焦点を当てた新たなリハビリテーションのしくみを導入する。

(参考資料:厚生労働省)